6月11日、「憲法解釈変更反対、集団的自衛権行使容認を許さない市民集会」が、小松市公会堂で開かれ100人が参加しました。
安倍内閣が集団的自衛権の行使容認を閣議決定しようとする緊迫した情勢の下、基地のある小松から運動を大きく広げようと、石川県平和委員会や小松九条の会、小松基地爆音訴訟連絡会など11団体のよびかけで行われました。
講演した川本樹弁護士は「安倍首相の持ち出す事例はどれも非現実的。憲法学から見て集団的自衛権行使は認められない」と強調。「国民が憲法をまもる努力が、今こそ求められている。一人ひとりが声をあげ共同を広げよう」と訴えました。
日本共産党の笠井あきら衆議院議員が国会であきらかにしたように、すでに小松基地の戦闘機は、海外での戦争を前提に米軍爆撃機との共同訓練を行っており、集団的自衛権の先取りを進めています。集団的自衛権行使容認となれば、小松基地が海外での戦争の発進基地になりかねない中、これを打ち破っていく決意をひろげる集会となりました。