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予算委員会協議会 反対討論を公開します

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 日本共産党は、付託された議案1号・一般会計補正予算に反対、2号・3号の補正予算には賛成します。以下その理由を述べます。

 一般会計補正予算に含まれる、金沢湯涌福光線をはじめとする被災箇所の早期復旧、豪雨によって堆積した河川の土砂の除去などは当然急ぐべきものであり、私の所属する厚生文教委員会で詳細審査となった、健康福祉部の補正予算についても反対するものでありません、しかし、「ダブルラダー輝きの美知」構想の推進として、急ぐ必要のない加賀海浜産業道路の調査費に300万円、浅野川に橋をかける、金沢外環状道路海側幹線4期工事の推進予算には賛同できません。

 クルーズ船の2隻同時着岸にも対応するという金沢港整備については、知事自ら、「安定的なクルーズ需要を確保していく」と言わざるを得ないほど、見通しは甘くありません。景気回復の実感を持てず、わずかな年金などでつつましい生活を送らざるを得ない県民の生活実態からみたときに、過大な税金投入であり、急ぐべき予算でないと言わざるをえません。

 東京国立近代美術館工芸館の移転整備についても、移転先にありきで、後から移転に係るコンセプトが示されるなど、順番が逆であり、石川県への移転によって、近代美術工芸がどう発展してくのか抽象的で、関係者の議論や合意形成が十分とは言えないのではないでしょうか。このもとで、多額の県費を投入しての移転整備は、賛同しかねるものです。以上が反対する理由であります。

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