憲法を生かす新しい県政をつくる石川県民の会(県民の会)は28日、金沢市で代表者会議をおこないました。暮らし、医療、福祉、子育て、教育など各分野の運動や要望を交流し、11月中に県へおこなう予算要望に反映させます。木村吉伸常任代表委員が開会あいさつ、日本共産党の佐藤正幸県議が今年4月に就任した馳浩知事県政の半年間の評価と課題について報告しました。知事選中に馳候補が「憲法改正は必要。緊急事態条項の制定や自衛隊の明記が必要」と答えていたことを指摘。5月議会で佐藤氏が「知事として憲法99条の憲法順守義務がある」ことを強調し、知事の姿勢を質したが、安倍元首相の答弁を持ち出し、「憲法改正について主張することを禁止する趣旨のものではない」と開き直ったことを報告。「馳知事は安倍政権、菅政権を支えてきた元衆院議員である事を忘れてはいけない」と指摘し、「原発再稼働も掲げている」と批判しました。新婦人、民医連、農民連などから報告があり、杉本満事務局長代行が活動方針の提案、飯森博子常任代表委員が閉会あいさつをしました。
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