6月3日、党青年後援会は、金沢駅前で憲法9条・96条改定にいて意見を求めるシールアンケートをおこないました。
9条は国際紛争の解決のために武力を使わない、そのための軍隊を持たないと決めたもの。96条は憲法改定に国会議員の3分の2以上の賛成と国民の過半数の賛成がいると決めたものです。
この9条と96条を変えることに対して「賛成」「反対」「わからない」いずれかをシールアンケートで聞きました。
結果は9条を変えることに12人中10人が反対。2人がわからない。96条を変えることに11人中4人が賛成、7人が反対でした。
自民党の憲法改定案は9条を変えて「国防軍」を持つことを明記しています。また憲法を変えやすくするために96条改定をねらっています。自民党の狙いは、憲法をかえてアメリカと一緒に戦争できる国にすることです。
シールアンケートでは「国防軍があったからと言って安全だと限らない。軍隊があることで攻められることもありうる」「政権交代するごとに憲法が変わったら大変」という意見がありました。
9条についてはほとんどの人が変えなくていいという反応でした。96条については「変えてもいいところがありそうだから」と賛成する人もいました。
日本共産党は、憲法の前文も含む全条項を守る立場です。世界で最も徹底した恒久平和主義をかかげる憲法9条、国民の生存権と文化的生活を明記した25条をはじめ、平和的・民主的条項を全面実施することを求めています。