志賀原発再稼働反対・廃炉県民集会が、志賀町文化ホールで開かれ、会場いっぱいの600人が参加しました。「よびかけ」人を代表して、河崎俊栄氏(僧侶)が、草の根から原発なくせの取り組みを積み上げ、「志賀原発の廃炉」を求める10万署名を成功させ、政治を動かそうとよびかけました。
斎藤富春ふくしま復興共同センター代表委員は、福島原発の現状の深刻さや除染・賠償の問題を報告し、国が全責任をもって、汚染水対策や廃炉対策・賠償を行うことをもとめました。
井上さとし参議院議員は、「秘密保護法」が原発も対象としている危険を指摘し、「秘密保護法」を許さない戦いの重要性を強調。安倍内閣の再稼働・輸出の暴走を告発しながら、今政府がやるべき最大の問題が汚染水対策と指摘、国会での論戦で切り開いた成果も報告。原発から自然エネルギーへの転換を、国民的運動で実現させようと呼びかけました。
児玉一八県原発問題住民運動連絡センター事務局長は、志賀原発周辺で進めてきた活断層調査の成果についてわかりやすく報告し、志賀原発は廃炉しかないと呼びかけました。
集会は、富山を含めた各地の草の根運動の交流を行い、集会宣言を採択した後、志賀町内をパレードしました。