石川県宗教者平和協議会は12日、金沢市内で菅首相による日本学術会議の会員任命拒否問題に抗議する声明を発表し、政府に対し経過説明と拒否の理由や撤回を求めました。県宗平協の鳥越順丸代表は「学術会議の任命拒否問題は菅内閣の強権政治を象徴する事例」と指摘、「真理の探究、学問への自由の介入は独裁と戦争への道。信教の自由、政教分離原則への侵害の歴史を忘れてはならない」と強調し、看過できないと述べました。会見には、石川革新懇、小立野・際川ロード9条の会と合同で行い、石川革新懇は、「県内の大学に任命拒否の撤回を求める要請文を送った」と報告しました。
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