県政・県議会 - 定例会

総務企画委員会 企画振興部・県民文化局関係(2/13) 質疑・答弁を公開します

カテゴリー:

◎佐藤正幸委員 新幹線敦賀延伸に伴うIRいしかわの金沢以西の鉄道資産の譲渡、修繕に関連してお聞きしたいと思います。まず、金沢開業にあたってJRからの鉄道資産の譲渡状況がどうだったのか、改めて御説明いただきたいとおもいます。特に線路や枕木、電線、軌道に関する資産はどのような形で譲渡されたのか。一番ベストなのは全部新品交換の上、IRいしかわに譲渡されることだとおもっているのですが、このあたりはどうだったのか、御説明いただきたいと思います。

◎東高士企画振興部長 27年の3月14日の金沢開業に伴いまして、JR西日本から経営分離されました金沢駅から倶利伽羅駅間の並行在来線を引き継ぐということで、その際には現行資産を最大限活用するということにさせていただきました。取得する前提として、JR西日本には必要な修繕をおこなうよう強く要請をおこなったいました。そういった中で最終的にはIRいしかわ鉄道がおこなう鉄道事業の経営に不要な資産などは除外した上で、JR西日本は総額2億円程度をかけまして修繕を実施していただきました。そのうえで、低廉な価格で取得をしているというところです。

◎佐藤正幸委員 確認なんですけど、鉄道資産全体の修繕で2億円という理解でよろしいでしょうか。

◎東高士企画振興部長 引き継いでいただくにあたって必要な修繕を、ということで、レールの交換などが必要なところは交換していただいて、総額2億円程度ということです。

◎佐藤正幸委員 では譲渡したレール、枕木、電線関係の軌道ですね。これは維持管理がかかるとおもうんですよ。その辺は現時点でどれくらいかかっているのか、これがJRのときに比べて適正な価格でおこなわれているのか、そうした仕事が地元の中小企業に回っているのかどうか、もし説明できるようであればお願いします。

◎東高士企画振興部長 日常の点検、修繕でございますが、初年度は先ほど申し上げたようにJRがすでに修繕をしていただいていたりしていたため金額が変わってきますが、平年でいいますと年間4億円程度の維持修繕費を見込んでいるいうふうにIRから聞いております。 この予算に基づく工事については、JR西日本と同様に、公共工事設計労務単価などに基づきまして費用を適正に積算し、JR西日本が定める規定に準じ、安全と品質を確保する資格要件を定めています。規定をみたす事業所を対象に公平性を担保するため、複数社から見積もりを徴収し、県に準じた契約手続きで発注をしています。 地元の企業関係につきましては、列車の運行に支障が少ない小規模な路盤工事や木々の伐採工事などを地元企業も受注しているとお聞きしております。

◎佐藤正幸委員 今4億円程度お金がかかっていると。そうしますと、金沢以西を取得した場合にこの維持管理もまた増えてくることになるとおもうんですよ。とくに金沢から俱利伽羅間に比べてキロ数で以西どのぐらいふえるのかということと、あと心配の声が上がっているのは海岸にちかいので陸橋などの腐食で維持管理が増大するんじゃないかということが見込まれているわけです。その辺はどのような想定をして、この譲渡や修繕について、JRとの協議は具体的にはじまっているのでしょうか。

◎東高士企画振興部長 営業キロ数等の関係でございますけれど、金沢以東―富山県境までの間で約20キロとなってございますが、金沢から福井県境までは約50キロということでそれだけのキロ数が増えるということです。そういった中で、以西延伸の際の鉄道資産については今後JR西日本と協議していくわけですが、御指摘の陸橋の腐食対策など特別な対策が本当に必要なのかどうかも含めてJRとよく協議してまいりたいと考えております。

◎佐藤正幸委員 では最後ですが、以西をJRが担うことに関して、運賃の問題とか、それから福井への乗り入れの利便性の問題とか、あと七尾線への接続とか、あと七尾線の特急とか、さまざまなクリアすべきハードルが、私率直にいって高いなとおもうんですが、今後の見直しなどはどうなっていくのかを最後にお尋ねしておきたいと思います。

◎東高士企画振興部長 さまざまな課題でございますが、これはJR西日本と今後協議していくということです。ただ、本県にかんしましては金沢以東の開業経験を生かして、今後JRと協議してまいりたいと考えております。

◎佐藤正幸委員 改めてJRにきちんと責任を果たさせるという立場で強く交渉していただきたいというふうに思います。JRはもちろんですけど、国にもきちんと要望してIRいしかわが安全に運行できるようにそもそもJRが責任をもつのが本来の筋だとおもいますし、ぜひそういう立場で臨んでほしいと思います。以上です。

 

▲ このページの先頭にもどる

Copyright © 2002 - 2017 Japanese Communist Party, ISHIKAWA All Right Reserved.