日本共産党の藤野やすふみ比例候補は17日、小松市で「藤野さんを囲むつどい」に参加し、参加者の質問に答えながら日本共産党の101年の歴史を語りました。「つどい」には24人が参加、石川2区の坂本ひろし候補も参加し、橋本米子小松市議が司会を務めました。
藤野氏は、自民党の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑について真相の徹底解明、全容解明が必要だと述べ、「政治と財界の関係をどうするか。金で民主主義をゆがめる、金で政策を変える。こういう政治がいいのかが問われる」と強調しました。「企業から1円の政治献金なを受け取らない、日本共産党の値打ちを今こそ発揮する時です。この党が大きくならないと日本政治の問題が解決できない」と述べ、「一緒に党の姿を語り、政治を変える希望を広げてほしい」と入党を呼びかけました。
参加した男性から「共産党の名前を変えた方が良い」との発言が出され、藤野氏は「共産党の名前は、ギリシャ語でコミュニティです。みんなで力を合わせていこうと言うことです」と指摘。「反戦平和を掲げ、どんな弾圧にも屈せず、101年の歴史を持つ共産党です。戦前・戦後と一貫して同じ党名を語っているのは共産党だけです」と紹介しました。
すると、参加者の女性が「集会に初めて参加しました。『共産党』の語源がコムニス(コミュニティ)だと初めて知りました。101年もこの名前が使われているのだったら、知名度をそのまま生かしたらよいと思います」と発言。さらに「若い人は日曜日の午前の集会に中々参加できない。土日も仕事か、子どもの相手優先です。SNSを大いに活用してほしい」と要望しました。藤野氏は「公式ラインは開設していますが、もっと積極的に活用したい」と述べました。