日本共産党衆院議員団長(京都1区選出)やプロレタリア作家として活動した、故・谷口善太郎氏の第47回碑前祭が10日、出身地の石川県能美市和気町で開かれ、約30人が参加しました。事務局から来年の没後50年に向け、「谷善」の記念誌やドキュメンタリー映画の準備が進められていることが報告されました。
「谷口善太郎を顕彰する会」の尾西洋子会長があいさつし、「戦争する国づくり」を批判。「谷善の遺志を引き継ぎ戦争反対を貫き、来年の没後50年には、野党連合政権ができるようにしたい」と述べました。和気町の山田茂町内会長と日本共産党の西村祐士書記長があいさつ。山田氏は「和気が誇る文化人・政治家だ」とたたえました。
能美市の井出敏朗市長、京都の谷口善太郎を語る会、国賠同盟中央本部、日本共産党の穀田恵二、井上哲士、倉林明子の各国会議員と藤野やすふみ前衆院議員からメッセージが寄せられました。参加者は政治革新の決意を込めて献花し、近藤啓子能美市議(顕彰する会副会長)が閉会のあいさつをしました。