2023年原水爆禁止国民平和大行進(富山ー広島コース)が15日夕、金沢市入りし市役所前広場で開いた集会に170人が参加しました。集会では金沢市長のメッセージが紹介され、原爆被災者の西本多美子さん、日本共産党の森尾嘉昭市議(金沢市原水協副会長)が連帯と激励のあいさつをしました。通し行進者の山内金久氏(板橋原水協副会長)と北陸三県の通し行進者の泉行真氏(日本山妙法寺住職)が核兵器廃絶を呼びかけました。
山内氏はトランペットで「原爆許すまじ」など演奏。「どこでも平和行進を歓迎し、私も元気をもらいました」とあいさつしました。新井田義弘実行委員会事務局長が、震災のあった珠洲市をはじめ、すべての自治体を行進することを報告。「地震など自然現象はどうにもならないが、核兵器の廃絶は人の力でできる」と強調し「核兵器廃絶の声をあげよう」と訴えました。
集会後、香林坊、片町を行進し通行人の注目を集めました。行進はこの後、南加賀地域を進み23日に加賀市から福井県に引き継がれます。