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戦争の準備NO!、10年ぶり陸自小銃携行行進訓練。抗議のスタンディング

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 陸上自衛隊金沢駐屯地の第14普通科連隊が7、8両日、小銃を抱えた隊員の徒歩行進訓練を市中で10年ぶりに実施しました。中止を求めていた市民らは抗議のスタンディングをおこないました。

 出発地は内灘海岸です。7日午後6時すぎ、抗議のスタンディングを横目にしながら、小銃を携行した自衛隊員約80人が1列縦隊で行進。35Kmを夜間行進し、8日朝6時前に金沢駐屯地に入りました。抗議行動には、日本共産党の森尾嘉昭金沢市議と北川悦子内灘町議、社民党の清水文雄内灘町議ら十数人が参加しました。「戦争の準備より平和の準備を!」の横断幕や「大軍拡NO!」「自衛隊員を戦場に送らない!」「武器の携行必要ですか?」などのパネルを掲げアピールしました。

 県平和委員会の柴原和美事務局長は「教育現場への関与など自衛隊の市民社会への入り込みが目立ってきています。10年ぶりの徒歩訓練もその表れだと思います。今後も機敏に対応していきます」と述べました。

 行動に参加した男性は「10年ぶりの徒歩訓練の背景には、岸田政権の敵基地攻撃能力の保有などの大軍拡の流れがあるのではないか。敵からの攻撃に備え基地を強靭化しようとしている。金沢駐屯地もその対象になっている。戦争する国づくりは許せない」と述べました。県平和委員会など7団体と日本共産党は8月29日に訓練の中止を申し入れていました。

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