活動とたたかい - くらし・雇用

奥能登地震2か月、珠洲市副市長と復興へ懇談。党石川県委が義援金

 日本共産党石川県委員会と能登地区委員会は、奥能登地震から2か月となった5日、被害の大きかった珠洲市の市役所を訪ね、金田直之副市長に義援金を手渡し、懇談しました。佐藤正幸県議と鈴木宏太地区委員長、党珠洲支部の坂東正幸さんが参加。

   佐藤氏は、被災のお見舞いを述べ、市独自の被災者再建支援金の最大300万円上乗せ、準半壊・一部損壊世帯への支援金支給、被災事業者給付金最大700万円上乗せなど、補正予算編成の奮闘を激励しました。

   金田氏は義援金に感謝の言葉を述べ、「地域の祭りの開催など元気を出し、1日も早く日常の生活を取り戻したい」と話しました。「り災証明は約2800件で住家はほとんど出てきた。県からの職員派遣で助かっている」と述べながら「2か月間まともに休みが取れていない職員もいる」「住家の損壊修理は数か月かかる」と話しました。珠洲市は75歳以上が30%を超えるなど高齢化率が高い地域だけに、丁寧な援助が必要と話題になりました。高齢者は住み慣れた土地から移動することを躊躇し、被災した家に住み続けていることなどもだされました。

   佐藤氏は、「誰一人取り残さないよう、公的支援の周知、さらなるきめ細かな支援へ、国会議員団とも連携してがんばりたい」と応じました。

▲ このページの先頭にもどる

© 2002 - 2024 Japanese Communist Party, ISHIKAWA