日本共産党石川県委員会は13日、県庁で記者会見し、次期衆院選の小選挙区候補を発表しました。石川1区候補の村田しげる(60)・党金沢地区副委員長、石川2区候補の坂本ひろし(59)・党加南地区委員長が決意を語りました。
村田氏は、岸田政権の敵基地攻撃能力の保有など大軍拡・大増税を批判。物価高騰で市民の暮らしは深刻だとし、消費税の5%への減税や社会保障の充実などを上げ、「アメリカ言いなりの大軍拡や、大企業優先の政治を大もとから変える選挙にしたい」と述べました。
坂本氏は、「声をあげれば政治は変わる」と強調し、世界では消費税の減税、最低賃金の引き上げが当たり前になっているとし、「国政のゆがみを正さないと暮らしは守れない」と指摘。小松基地の強靭化・地下化をあげ、「戦争する国づくりではなく、9条を生かした対話による平和をめざす」と語りました。
秋元邦宏県委員長は、岸田政権の悪法強行を批判し、自民、巨海梅井、維新、国民の「悪政4党連合」に選挙で国民の審判をと指摘。衆院比例北陸信越ブロックの藤野やすふみ候補の議席奪還へ、小選挙区でも議席獲得に挑戦すると強調しました。