石川県の社会保障推進協議会と医労連、民医連は25日、金沢市で「健康保険証の廃止を中止・撤回せよ」の全国いっせい統一行動に呼応し署名・宣伝に取り組み11人が参加しました。「保険証をなくさないで!」と書いたパネルを掲げてアピール。
社保協の藤牧圭介事務局長ら3人が交代でマイクを持ち、他人の情報の登録などトラブル続きのマイナ保険証に固執する岸田政権を批判。「岸田首相は、国民の怒りや不安、問題の本質を理解していないのではないか」と指摘。「保険証でいい」「保険証は国民が命と健康を保持するためになくてはならない証明書であり、医療を受ける権利の保証書だ」「健康保険証の廃止を撤回させよう」と呼びかけました。
通行人が足を止めて署名に応じ、客待ちのタクシー運転手も署名しました。買い物帰りの女性は「現状の紙の保険証で十分。全然問題ない。マイナンバーカードと一体化する必要ない。岸田首相はトラブル多発のカードになぜこだわるのか」と話しました。