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環境農林建設委員会(9.25)土木部関係 質疑答弁を公開します

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◎佐藤正幸委員 私も河川の整備について質問したいのですが、一般質問でも取り上げましたが、「いしかわの土木2018」に河川整備率が44.9%で低いと書いてあります。何をもって低いとされているのか、全国的な状況はどんなふうになっているのか、この44.9%という整備率は下がってきたのか上がってきたのか、推移についてお聞かせ願いたいと思います。

◎板屋英治土木部長 現在、石川県として示している河川整備率は、県管理河川のうち、山間部等を除く改修が必要な延長に対して、時間雨量50ミリ程度の雨に対応できる流下能力を確保している延長の割合をあらわしています。この定義の河川整備率については、全国のデータや平均値が公表されていない状況ですので、お答えしかねます。本県における整備率の推移は、ここ10年間を例にしますと約2.4%増加している状況となっているところです。

◎佐藤正幸委員 10年間で2.4%増が高いかどうかは、よくわかりませんが、例えば犀川を見ると、緊急対策特定区間に指定されて整備完了となっています。しかし、一方で改修中ということなので、犀川も恐らく整備率は100%ではないと思うのです。7月の委員会で洪水浸水想定区域図が出されましたが、それでいうと恐らく整備率が下がることになるのではないかと思ったりもするのですが、その辺はどんなふうに理解すればいいのでしょうか。

◎板屋英治土木部長 犀川については、早期に効果を発現させるために段階的に改修を進めており、先ほど河川整備率の定義は御説明申し上げましたが、緊急対策特定区間の河川整備率については100%で、現在はさらに100年に一度の降雨に対応できる河川改修を鋭意進めているところです。なお、先ほど御指摘のあった浸水想定区域図の見直しとの関係ですが、浸水想定区域図の見直しに当たって、想定し得る最大規模の降雨に対してどのような浸水被害が発生するのかをお示ししたもので、先ほど申しました時間雨量50ミリ程度の降雨を対象とした河川整備率自体は変わるものではないと御理解ください。

◎佐藤正幸委員 お金がないからできないでは済まされないと改めて思います。そこは予算の確保ももちろん大事ですから、せめて目標ぐらいは持つべきではないかと思います。

 先月、8月末に県外調査に行き、肱川の爪跡が残ったところを見てきましたが、9人の人命が失われたことが、鹿野川ダムや野村ダムの放流によって起こったという問題が指摘されております。それで、さきの豪雨でも手取川周辺の河川の水量がふえたのは、ダムの放流があったからではないかということも聞きましたので、手取川ダムの放流があったのか、あるいは県管理ダムで放流の操作があったのかどうか、実情をお聞かせ願いたいと思います。

◎板屋英治土木部長 平成30年7月豪雨において石川県で観測した降雨は、白山市河内観測所で48時間雨量が観測史上最大の346.5ミリを記録しました。

 まず、手取川ダムの御質問ですが、通常時の手取川ダムでは、発電に必要な水をダム湖から取水して発電を行っており、発電後の水を下流に流しております。それと、通常ですが、豪雨時には加えて洪水調節を行って、その後の水の放流を行うのが一般的なダムの管理の方法です。今回の豪雨に際しては、手取川ダムの管理者である国交省から聞き取りを行った結果、ダムからの洪水調節による放流は行っていないと聞いているところです。

 また、県が管理するダムについての御質問がございましたが、我谷ダム、犀川ダムにおいては、ダムへの流入量が増加した際に洪水調節を行って、調節した後の水を下流に安全に流しますが、そういった対応はございました。

 また、内川ダムは洪水調節を行っておりませんが、発電で使用された水については、下流に安全な形で放流している実績がございます。

◎佐藤正幸委員 県管理ダムで2つ放流があったということでした。今回の肱川のように、必要以上にダムから放流することによって、氾濫が起きることを考えますと、県内でも洪水調節によって河川が氾濫する可能性があるのかどうかお尋ねします。

◎板屋英治土木部長 肱川の状況と県内での対応は状況が違います。一般的に、大雨が降った際のダムは、上流からの流入量を一時的に貯留し下流に流れる流量を小さくして、安全な形で放流して河川の氾濫を防止するという役割を担っております。肱川、野村ダムの上流では、想定している規模を超える異常な流入量があったということだと思いますが、ダムが満水に達する場合には、洪水調節の容量がなくなるので、上流から流れ込んだ水を下流にそのまま流す、ダムがない状態で流すという操作を行います。今までに県ではそういった状況になったことはないですが、仮に異常な豪雨によって大量の水が流入してくる現象が発生し、ダムが満杯になった、あるいは各支川から大量の流入があった、そういった状況が生まれれば、河川の持っている能力は限られておりますので、河川の能力を超える場合もないわけではないと考えているところです。 ◎佐藤正幸委員 ないわけではないということですので、今後、ぜひ対策をとってもらえたらと思います。



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