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環境農林建設委員会(10.15)土木部関係 質疑答弁を公開します

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◎佐藤正幸委員 私、8月31日から9月1日にかけての能登地方の豪雨による住宅の被害についてお聞きしたいのですが、新聞報道だと9月4日現在で河川の越水などによって七尾、羽咋、宝達志水町で住宅の被害が出て、当時、一部損壊が7棟、床上浸水65棟、床下浸水322棟、志賀町では家に住み続けることができなくなり、2世帯の方が町営住宅に入居せざるを得なくなったという報道でした。そこで、住宅の被害は最終的にどこまで広がったのか、また土木部として、どんな支援策を行ったのかお尋ねしたいと思います。

◎板屋英治土木部長 今回の8月31日から9月1日にかけての災害による住宅の被害状況ですが、危機対策課の取りまとめによりますと、2市3町において一部損壊7棟、床上浸水55棟、床下浸水416棟、志賀町の町営住宅には4世帯、七尾市の市営住宅には1世帯が入居しています。今回の水害では、具体的な要請がなかったということもございますが、県営住宅についても被災者から入居の申し込みがありましたら受け入れる体制としているところです。

◎佐藤正幸委員 相当の被害だと思います。例えば家のリフォーム、あるいは家具を新しく購入したり、あるいは畳をかえたりと、いろんなことがあると思うのですが、その点は部局が違うという対応ではなくて、県管理の河川での越水ですから、土木部としても目配りが必要ではないかと私は思います。

 次に、お尋ねしたいことは報告事項にありました金沢港のクルーズターミナルの起工式です。総工費について質問を事前に伝えてあったのですが、9月議会で請負契約がありましたから、これで恐らく27億円の総工費になると思います。通告していませんが、ほかの市町の負担はあるのかどうかをお聞きしたいのですが、わからなければ後でいいです。関連する駐車場、たしか900台ぐらい整備するという答弁があったと記憶があるのですが、そういう理解でいいのか、駐車場の整備費がどれぐらいになるのか、これもあわせてお尋ねしたいと思います。

◎板屋英治土木部長 まず、市町の負担に関してですが、金沢市が負担することになっております。額については今手元にございません。それと駐車場並びにターミナルに関連する施設の駐車場などの整備費については、現在設計中でして、現時点ではお示しできないということで御了承いただきたいと思います。駐車場の規模については乗客船や一般見学者、ツアーバスなど900台を整備する計画としているところです。

◎佐藤正幸委員 それなりのお金がかかるということで、これが今どうなのかという思いは少し持っております。

 最後に、私も大雪時の道路除雪の取り組みについてお聞きしたいのですが、全国建設業協会が除雪業務にかかわるアンケートを行っています。大変おもしろい報告書だなと思いました。平成28年8月に公表された報告書です。ここで、国土交通省が発注する除雪、北陸地域だと100%除雪のみの単独契約になっている、ところが、北海道や東北では道路の維持工事含めた合併契約が100%になっている。除雪単独よりも維持管理との合併のほうが業者としては利益になる、赤字にならないと私は思うのです。それでは、県や市町が発注する場合、この契約は除雪単独なのか、それとも合併契約なのか、実態はどうなっているのかをお聞きしたいと思います。

◎板屋英治土木部長 ただいまお尋ねの県、市町の除雪契約の状況ですが、県、市町いずれも除雪単体で契約をしているところです。

◎佐藤正幸委員 ただ、この報告書を見ますと、業界の方からの意見としては、除雪のみより合併による契約を望む声が多いとここでは明記されているのです。私はぜひそうした対応になるように要望したいと思うのですが、ただ一方で、契約についても単年度よりも複数年度による契約を望む声が多いとも明記されています。確かに単年度の場合は、議論もあったように、設備投資に対するお金、あるいは人材の確保、人材の育成が困難だが、複数年度にすれば路線や地形や住民の意見などもきちんと聞くことができ、それに対応できるということも言われているようです。ここも県や市町が発注する場合、除雪の契約は単年度なのか複数年度なのか、その実態がどうなっているのか、お聞きしたいと思います。

◎板屋英治土木部長 契約年数につきましても単年度でこれまでずっと行ってきているところです。

◎佐藤正幸委員 ただ、国土交通省発注の除雪は単年度が4割ですが、複数年度が5割になっているようなのです。しかも北陸では待機費がなしという状況もあるようです。石川県もそうなっているということで、先ほどもありましたように機械の整備費も不足しているし、待機費が出ないという状況もあるようなので、私はぜひこういうところに予算を配分して支援していただきたいと要望して、質問を終わりたいと思います。



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